私は、20代から単身欧州のメゾンを渡り歩き メンズのジャケットからレディースのドレスまで服作りを学び実践してきました。
そして、クチュールに出会いました。
クチュールとは、世界でも数少ない熟練の職人が会得した貴重な技術の事、またその技術を使って服を仕立てる事。を指します。
その中で学んだのは、クチュールは素材から手工芸まで、地域の文化を集めて作られるものであるということ。
そして、クチュールを続けることは、 その地域の文化やそれを担う職人を守ることに繋がるということ。
一方、日本では、多様な地域文化が残されているにもかかわらず、ファッションの業界では経済合理性に走った結果、既製品に溢れ、クチュールをつくれる技術が皆無になりかけていると感じてます。
私は、これからの時代をつくる人々のために、そして日本の多様な地域文化を次代に繋ぐために、日本ならでは・東洋ならではのクチュールを作っていきたいと考えております。
福岡県福岡市生まれ
2004年
渡英。ロンドン/Gieves&Hawksでテーラリング技術を修得。
2009年
東京造形大学美術学科卒業
2009年
ERIMATSUI japanにデザイナーとして参画。
2013年
PRADA tailorチームにテーラーとして参画。
2015年
Dolce&Gabbana Sartoria teamにテーラーとして参画。Giulio Mauri
(Dolce&Gabbana ヘッドカッター)に師事。
2017年
Chirstian Dior Couture にてオートクチュール部門にテーラーとして参画
2019年
Giovanni Celentano RomaのヘッドカッターGiovanni CelentanoにClassico
Italiaのカッティング技術の指導を受け、師事。
2019年
「東京、青山 テキスタイルの地図」展に出品。 スパイラルガーデン/東京
2022年
” ひと花を視る 花ひとを観る~服(まつろ)わぬ者~” 展。void+ Garally /東京
2022年4月
独立。